人工知能と創薬

インタープロテイン、AIで解析し創薬
日本経済新聞 朝刊 新興・中小企業 (10ページ)
2016/4/25 3:30
 創薬ベンチャーのインタープロテイン大阪市、細田雅人社長)は人工知能(AI)を使った医薬品を開発する。

プレスリリース
タンパク質間相互作用の解析に人工知能を使う。

京都大学シーズのライセンスからスタート。
大阪市北区に本社を移転以降の沿革

2011年10月 味の素製薬(株)との共同研究開発契約締結
2012年11月 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)産学共同推進ステージに低分子IL-6阻害薬プログラムが採択
2012年12月 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)FSステージにVEGFペプチド(マイクロ抗体)研究プログラムが採択
2013年 2月 ラクオリア製薬(株)との共同研究開発契約締結
2013年 4月 武田薬品工業(株)と低分子蛋白質間相互作用制御薬の分子設計業務実施契約を締結
2013年11月 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)産学共同推進ステージに立体構造規制ペプチド(マイクロ抗体)研究プログラムが採択
2014年 2月 独立行政法人宇宙航空研究開発機構JAXA)と低分子医薬品の開発に向けた宇宙環境を利用した高品質蛋白質共結晶生成に関する共同研究契約を締結
2014年12月 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)FSステージにコンビナトリアル合成を基盤とする抗ピロリ菌薬の開発プログラムが採択
2015年11月 仏イプセン社との新規ペプチドの共同研究開発契約締結




大阪大VCが糖尿病薬ベンチャーに1億円

15年7月に立ち上げた125億円のファンド
2016年4月に新しい投資先を発表。
4/15日経より。

抗菌ペプチドの知財、塩野義との共同研究
褥瘡治療、糖尿病治療に期待
株式会社ファンペップに一億円

社  名 大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社 (OSAKA University Venture Capital Co., Ltd.)
住  所 大阪府吹田市山田丘2番8号 (大阪大学テクノアライアンス棟8階)
事業内容 投資事業等(特定研究成果活用支援事業
設  立 平成26年12月22日
出 資 金 70百万円(資本金35百万円、資本準備金35百万円) (国立大学法人大阪大学 100%)
これまでの投資先
9月
1月
マトリクソーム:幹細胞培養基材 ニッピが25.8%
ジェイテック 事業拡大に1.4億円 x線ミラー、阪大内に細胞培養センター



  

三洋化成工業の新しい試薬

和光純 薬工業株式会社(本社:大阪市中央区)の自動化学発光 酵素免疫分析装置『アキュラシード』専用(測定時間 10 分)の検査試薬キット

を2015年11月から委託販売開始。

マグラピッドという磁性を持った担体がポイント。
高速10分で検査ができる。

最初は甲状腺疾患向けだけだったのが
多種のガンに対応、今回8項目追加リリース。

プレスリリース

社 名 三洋化成工業株式会社 (Sanyo Chemical Industries, Ltd.)
本社所在地 京都市東山区一橋野本町11-1
創 立 1949年11月1日
資本金 13,051百万円
連結売上高 1,670億円
従業員数 1,979名(関係会社への出向者含む)
事業所 [本社]京都
[研究所]本社研究所(京都市東山区)、桂研究所(京都市西京区

アークレイ 口腔疾患検査器リリース

http://www.arkray.co.jp/press/press/2016_04_04.html
2016年4月4日プレスリリース

むし歯菌(数では無くて細菌の代謝活性)
酸性度、緩衝能
潜血白血球タンパク質
アンモニア(総細菌数に比例するらしい)
を、吐出した洗口液数滴から
5分で計測できる。

むし歯や歯周病リスクの判定に。

医療番号制度 官民対話

革新的医薬品・医療機器創出のための官民対話
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-isei.html?tid=127362
4月12日第五回開催

日本経済新聞 朝刊 総合2 (3ページ)
2016/4/13 3:30 
 安倍晋三首相は12日の官民対話で、ビッグデータの活用を促すため、名前を明かさないことを条件に医療機関が持つ患者データを患者の同意なしに集められる仕組みづくりも表明した。

いまは個人情報保護法で患者の同意なしに集められない
2018年から医療番号制度を使って
認定機関が医療目的なら集められるようにする法案を提出予定。

末梢神経 慢性疼痛

日本経済新聞 朝刊 社会1 (34ページ)
2016/4/13 6:00 
 自然科学研究機構生理学研究所の鍋倉淳一教授らは末梢(まっしょう)神経が傷つくと、治った後も軽く触れただけで激しく痛む慢性疼痛(とうつう)が起こる仕組みを突き止めた。

理研のプレスリリース
末梢を触っただけで痛みを感じる症状(アロディニア)が長期間持続する
大脳皮質で痛覚を処理する部分の神経が再編成を起こしている
神経を取り巻く細胞=グリア細胞
神経細胞のシナプスや血管を覆っていて、神経活動の制御をしたり、
血管とのコミュニケーションをするような場面で重要な役割を果たすため
末梢神経損傷後に亢進する
亢進はいずれ収まるが
そのとき放出する糖タンパク質が
神経細胞間のつながりを再編成させ
その結果が長引く。

研究支援:
AMEDの研究開発領域
「脳神経回路の形成・動作原理の解明と制御技術の創出」(研究開発総括:小澤 瀞司教授)における研究開発課題「生体内シナプス長期再編におけるグリア−シナプス機能連関」(研究代表者:鍋倉 淳一教授)の一環
+科研費 基盤研究AとS
+文部科学省の科学研究費補助金・新学術領域研究の研究支援

富士フィルム 7インチで超音波診断

http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1065.html 
白衣のポケットに入り、診断しやすい7インチ画面のポータブルサイズ
独自の画像処理回路により、鮮明で高精細な超音波画像を実現
タブレット型超音波画像診断装置
「SonoSite iViz(ソノサイト アイビズ)」新発売
2016年4月7日
富士フイルム株式会社プレスリリース

530万円
充電式でポッケに入る

在宅など患者の目の前で治療方針を決める
ポイントオブケアという用語、そしてニーズがある。